中央債権回収株式会社の消滅時効援用手続き

中央債権回収株式会社（大阪市）から以下の書面が届いたらどうしたらいいの？？

①債権譲渡通知書（圧着式のハガキ）

　三菱ＵＦＪニコスから中央債権回収へ債権譲渡した旨の通知

②ご案内（催告書、請求書）

　請求金額、お支払い期限、振込先、通知人名、電話番号、ＦＡＸ番号の記載

この時点でしてはいけないこと

①中央債権回収さんに電話をかけることは避けてください。

　『電話をかけない』

　電話をかけてしまうとご自身の電話番号を知られてしまいます。

　時効援用ができる債権を返済させられてしまう可能性があります。

　→債務の存在を認める発言すると時効が使えなくなる可能性があります。

②書面に振込先の記載がある場合、お支払いはしないでください。

　『送金しない / お支払いをしない』

　お支払いをしてしまうと債務を認めたこと（承認）になってしまします。

この時点でして頂きたいこと

上記書面が届いても慌てず書いてある内容を確認してください。

債権譲渡がなされたこと、請求金額程度しか書かれておりません。

時効援用ができるかどうかは書面からは判断が付かないかもしれません。

落ち着いて考えてみてください。

５年以上前に利用していた場合がほとんどだと思います。

時効援用ができるのではと思ったら『当事務所にご相談ください』。

代理人（司法書士 / 弁護士）に依頼するメリット

①書面送付、電話、メール、訪問を止めることができる。

　→精神的に安心を得ることができます。

　※自宅訪問（訪問予告を含む）を受けている方は依頼をお勧めいたします。

　　催告書等書面を家族に見られたくない方も依頼をお勧めいたします。

②債権調査をした上で時効援用通知書を送付するので間違いがない。

　　債権調査とは、現時点における債務状況の調査を言います。

　　（１）現時点における債務状況の調査

　　　　 →元金、利息、遅延損害金がわかります。

　　（２）借り入れ当初から返済が滞った時点までの日付ごとの入出金履歴の調査

　　 　　→最終取引日（最後の借入日、最後の返済日の遅い方）がわかります。

　　（３）判決の有無、裁判上の和解の有無の調査

　　　　 →時効期間が１０年に延びているかいないかがわかります。

　　 時効援用通知書に債権の特定を間違いなくして時効援用の意思表示をします。