三井住友カードの債務整理（任意整理）の対応｜銀座債務整理相談室

三井住友カードに返済する場合としては以下の２つがあります。

　①三井住友カード自体からのお借り入れ

　②ゆうちょ銀行からお借り入れの保証履行債務

どちらであっても和解基準は同じで以下の通りです。

三井住友カードの債務整理（任意整理）の対応（令和４年３月時点）

 ①分割回数・１回の分割金

　最長６０回（５年）分割くらいまで。

　※債権額が小さい場合は回数は少なくなります。

　※分割金の最額低金は５，０００円くらいです。

　※６０回を超える和解→社内で特別な決済が必要とのことです

　　（１）６０回以内でお支払いできない理由が妥当か否か

　　（２）総債権者数、債務総額、返済原資

　　（３）各社に対する返済の比率（按分比率）が適正か否か

　　（４）収入状況（収入証明を求められる場合もあり得ます）

　　 上記要素を検討した上で認めて頂ける場合があります

②利息の免除

　経過利息・・・・・ほぼ全額免除

　将来利息・・・・・全額免除　

　債権調査票（債務がいくらあるかを明示した書類）作成時点

　→それ以降、和解日までの利息はほぼ全額免除を受けられます。

　→和解日以降の将来利息も全額免除　

　　※返済ごとに付けていた１８％前後の利息が免除されます。

　　　したがって、返した分だけ残額は減ります。

③和解する時期（令和４年３月時点）

　→代理人受任後６〜８ヵ月経過するまで。

　　ＳＭＢＣモビット等と比べると和解までの猶予期間が長めです。

三井住友カードの返済に遅れが１〜３ヵ月ある方

　できるだけ早めに弁護士・司法書士に相談してください。

　最近は、早い段階で判決を取ってくる業者さんが増えています。

　①訴えられると経過利息の支払い分量が増える。

　②判決を取られると強制執行（差押）が可能になる。

　③消滅時効の期間が５年から１０年に延びてしまう。

　上記３点のデメリットが出ますので、放置はよくありません。

三井住友カードの任意整理に関する変更点（令和５年４月以降）

三井住友カードの債権はすべてアビリオ債権回収に譲渡されます。

ＳＭＢＣ系のグループ会社であるアビリオ債権回収が債権者になります。

そのため、和解交渉もアビリオ債権回収と行うことになりました。

分割回数等の和解条件は三井住友カードとほぼ変わりません。

しかしながら、１点だけ大きく違う点があります。

→和解日までの経過利息を１円単位まで付ける必要があることです。

　令和６年１月時点の変更点

　分割回数の上限は６０回。

　※ボーナス併用の和解はできません。

　※各回均等の分割払い以外の和解はしないとのことです。

債務整理（任意整理）をした場合のデメリット

 　信用情報に住所・氏名が登録されます。

　 登録されると新たなお借り入れが５〜７年できなくなります。

　そのデメリットを受ける分、利息の免除が受けられると考えて下さい。

　　しかしながら、このデメリットはメリットともいえると思います。

　　新たなお借り入れができない

　　＝１ヵ月働いて得たお給料の範囲内でやりくりする

　　＝原則形態に戻るだけです。

　　任意整理中の数年間この状態を続ける

　　＝お借り入れに頼らずやりくりすることが自然と身につきます。

　　　債務整理というお手続きはこのために存在しているのです。

　　※最近では、デビットカードの普及しております。

　　　デビットカードを使用してカードのない状態を凌いで頂くことが可能です。

債務整理（任意整理）の費用

２０，０００円（税別）＋実費のみ（１社あたり）

当事務所にご依頼ただく４つのメリット